「ブリッジ・オブ・スパイ」冷戦下の事実に基づく物語

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スピルバーグ監督、コーエン兄弟が脚本、そしてトム・ハンクスが主演と、鉄板の布陣で作られた作品「ブリッジ・オブ・スパイ」を観ました。

米ソ冷戦時代の事実の物語

まず最初に言っておきますが、007のようなスパイ映画ではありません。
派手なアクションもないですしね。
物語は淡々と展開していきます。

ストーリーをざっと紹介すると、

物語は米ソ冷戦時代。
互いの国の情報を取ろうと、スパイ合戦が繰り広げられており両政府ともスパイ狩りにやっきになっているそんな時代。
ソ連のスパイとしてアデルというひとりの男が逮捕される。

保険の分野でキャリアを積んできた、弁護士ジェームス・ドノバンがアデルの弁護を依頼されます。
敵国のそれもスパイとされている人を弁護することに、周囲は非難を浴びせかける。
ジェームスの自宅に何者かが銃弾を打ち込む事件まで発生するくらいに反感を買います。
そんな状況でもジェームスは弁護士としての役目を果たそうと信念を貫き、死刑が確実と思われていたアデルを生かし、刑務所に服役させます。

その後今度はソ連の上空から撮影中だったアメリカ人パイロットがソ連に捕まってしまいます。
同時期にベルリンでは東西を隔てる壁が作られ、アメリカ人大学生が東ドイツ政府に捕らえられる。

米ソはお互いのスパイの交換を画策し、交渉役にジェームスが引っぱり出される。
果たして、交渉は・・・・というおなはし。

ドノバン弁護士の信念を支えていたものは

周囲がなんと言おうと、ドノバンは信念を貫きます。

最初のソ連のスパイとされるアデルの裁判も、裁判官は結論が出ている儀礼的なものだと言っていましたが、ドノバンはどんな批判にさらされても法律に基づいた通常の弁護を行います。

その信念が語られるのは、ドノバンとCIAの話のなかで語られるこんな話。
なぜ敵国の弁護をするんだと聞かれたドノバン弁護士は、
「いろいろなルーツを持つ人々がアメリカ国民としている。
そのアメリカ人をアメリカ人たらしめているのは憲法なんだ。
だから、私はそれを守るのだ。」
セリフは正確には違いますが、こんなニュアンスだったかと・・・。

色位な民族・宗教からなるアメリカという国を作っているのは、憲法によって全ての人は平等であるという宣言によってなされている。
冷戦下では敵国に対する恐怖から、いろいろなことがないがしろにされているけれども、そうじゃないだろと。

脇を固める俳優陣もいい

アデル役のマーク・ライアンスもこの役でアカデミー助演男優賞を受賞。
なかなか飄々としていい感じの演技でした。
今年公開されるスピルバーグの新作「ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」に主演するみたいです。

スピルバーグとトム・ハンクスが組んだ作品は結構多くありますね。
なかでも、観ておきたいのは「プライベート・ライアン」をオススメします。
前半のシーン、ノルマンディ上陸作戦の映像は戦争をかなりリアルに描いていて、心に突き刺さります。
「ブリッジ・オブ・スパイ」はU-NEXTで観ました。
あ、おすすめの「プライベート・ライアン」も今ならU-NEXTで配信中です。

 

※作品は2016年5月現在配信されている作品です。
配信が終了している場合もあるので、公式サイトで確認してください。

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